米国は世界保健機関(WHO)から正式に脱退する
米国は世界保健機関(WHO)から正式に脱退する
更新日: 2026年6月19日 07:15
2026年1月22日、米国は世界保健機関(WHO)との78年間に及ぶ加盟関係を正式に終了した。
脱退手続きは2025年1月20日、ドナルド・トランプ大統領が大統領令14155号を通じて開始した。
この決定は米国の国際政策における重大な転換を示すものである。
政権は、COVID-19パンデミックへのWHOの対応に関する不満、構造改革の欠如、加盟国の拠出金における財務上の不均衡への懸念を挙げ、脱退の正当性を主張した。
この脱退に伴い、米国は全ての資金提供を停止し、WHOの事務所や技術委員会から職員を引き揚げた。
米国政府はWHOの代わりに、二国間パートナーシップや独自のグローバルヘルス戦略に重点を置く予定である。
しかし、この動きは世界の保健専門家の間で警鐘を鳴らしており、米国の孤立化が将来のパンデミックへの備えを弱め、ワクチン配布の取り組みを妨げ、必須の国際保健データへの米国のアクセスを減少させるのではないかと懸念されている。
さらに、米国がWHOに対する最終的な未払い分を精算していないことから、財務的な争いが続いており、脱退問題を複雑にしている。
