連邦最高裁、大麻使用者の銃器所持を認める判決
連邦最高裁、大麻使用者の銃器所持を認める判決
更新日: 2026年6月21日 09:00
2026年6月18日、米国最高裁判所は、「合衆国対ヘマニ事件」において、9対0の全会一致で判決を下し、憲法修正第2条の権利にとって重要な節目となった。
裁判所は、連邦政府が個人の日常的な大麻使用を理由だけで、自動的に銃器所持を禁止することはできないとの判断を下した。
この判決は、銃器と大麻を所持していたとして連邦法に基づき訴追されたテキサス州の住民、アリ・ダニアル・ヘマニ氏の件に特有のものだった。
裁判所の意見書を執筆したニール・ゴーサッチ判事は、すべての大麻使用者が本質的に危険であると証明するための十分な歴史的根拠を政府が提示できなかったことを強調した。
その結果、裁判所はヘマニ氏に適用された連邦禁止法を違憲とみなした。
また、個々の危険性の証明や公正な審問なしに市民の権利を剥奪すべきではないと指摘した。
この判決は市民の自由にとっての勝利であるが、裁判所は、銃器を携行中に酩酊状態にある者や、社会に実証された脅威を与える者には、制限が依然として適用される可能性があることを明示した。
